欧米を中心に確認されている原因不明の子どもの急性肝炎について、新型コロナのロックダウンによる子どもの免疫力低下が一因として指摘されています。

ノッティンガム大学、ウィル・アーヴィング教授:「子どもたちがかかるべき感染症にさらされてきませんでした。2年間のロックダウンによって私たちの免疫力はとても危険な状態になっています

イギリスでは今年1月以降、原因不明の急性肝炎を発症する子どもが世界で最も多い114人確認されています。うち10人は肝移植が必要なほど重篤でした。

保健当局は患者の多くが5歳以下で、およそ8割から風邪のような症状を引き起こすアデノウイルスが検出されたとしています。

通常、健康な子どもはアデノウイルスで重症化することは稀です

専門家によりますと、子どもたちがロックダウンやマスクなどの影響でウイルスに触れられなかったことで免疫力が低下し、重症化している可能性があるということです。
⇒テレ朝ニュース


ロックダウンが行われた海外の事例

アメリカは各州の判断にもとづき、外出禁止令を発令。実際に発令されたのはニューヨーク、シリコンバレー、ハワイなど17州です。

カリフォルニア州ではバーや美容室、屋内レストランなどの事業所が閉鎖され、小売店が営業する際は店内の客は収容人数の20%までに限定されました。公園やビーチなども同じ制限が課されたのです。


イギリスは、全土でロックダウンを行いました。ロックダウン措置では、学校の閉鎖、生活必需品以外を取り扱う店舗の閉鎖、生活必需品の購入や運動以外の目的での外出自粛を要請しました。

公共の屋外の場所(公園、ビーチ、森林、公共の庭園など)での運動は可能です。しかし1人でもしくは家族と一緒といった条件が決められ、さらに1日1回と限定されました。
⇒カオナビ

健康人に重症化することは稀(まれ)と言われるアデノウイルス。ロックダウンによる自然免疫の低下によりアデノウイルスで重篤に陥るのだとしたら何とも皮肉な話である。


日本でも1名、発症したらしい。

子供は年5~6回、風邪ひいて鼻水たらしているが、そもそもあちこちでいろんなモノを舐めていて、ウイルスや雑菌をしょっちゅう口内に入れている。

それが「免疫の軍事訓練」になっていたのに、コロナ禍になってから、子供を過保護に無菌化して、外にも出さない親が多く、それが原因で、自然免疫が鍛えられていない。

罹ることを恐れる、感染を恐れるという行為が、逆に謎のウイルスに感染する身体をつくってしまう。
⇒謎の肝炎が子供にだけ流行する?


●自粛で体力が著しく低下した人の話
自粛中、室内で自転車ローラーフィットボクシングをしていたにもかかわらず、久々のお出かけで、登り坂や駅の階段登りがシンドイという体験談
⇒自粛による体力低下がいちじるしいはなし。

⇒自転車より歩く方がしんどい体験


●新型コロナウイルスによる外出自粛で運動不足になっている人も多いのではないでしょうか?患者様からも体力が低下した、外出の気力が少なくなったなどの健康上の問題をよく相談されるようになりました。
⇒自粛生活による体力や筋力の低下に注意しましょう